白緑蝶"Ice green butterfly

おまえの意思に従うと
俺は決めていたはずなのに

俺の口は余計なことばかり
言う・・

「誰が、別れるかよ」

ユラは何も言わず、ただ
両目から溢れる涙を、何度
も何度も拭う。

見ていて
かわいそうなぐらい・・・

俺の本音は、おまえを
泣かせたくはない。

こんなこと、やめよう・・・

愛は、俺にはいらない。

「おまえは(いらない)」

空の声に被さる、ユラの声。

「どうして・・・
 その言葉を嬉しいと
 思う私がいるの?」