白緑蝶"Ice green butterfly

もっと深く

傷つくかもしれない

左腕に刻まれた傷痕よりも

もっと、もっと深く・・・

私達はその後、楽しい時を
過ごし、百枝と咲と別れて
クラブを出た。

そして、二人きりになれる
場所へ、手を繋ぎ向かう。

そう、あの部屋へ・・・

残された、百枝と咲は
時間も時間なので、お開きに
しようとVIP室を出た。

「モモ、そんなに飲んで

 ヤマトにまた
 キス嫌がられるよ」

「いいの、寝てる間に
 何度も襲うからさ」

その時、隣の部屋から
出て来た、有名人らしい
サングラスをかけた男性に
二人は呼びとめられる。

「君達、ちょっと話聞かせて
 くれる?

 さっきの男、解散した
 ソレイロリアのヴォーカル
 空だよね?」