白緑蝶"Ice green butterfly

踊る私の手を取り、貴方は
引き寄せ、その腕に私を
抱きしめて耳元で囁いた。

「ユラ、上手」

離れない距離・・・

痛いぐらいの視線を感じる。

百枝と咲がこっちを見てる。

「ソラ、放して
 みんなが見てる」

貴方は私を、さっきよりも
きつく抱く。

「ねえ
 噂になると困るでしょう?」

「困るかよ、それより・・・」

耳元に甘く囁く、貴方の声に
胸をときめかせながら私は頷く

貴方は、言った。

「それより
 二人きりになろう」