白緑蝶"Ice green butterfly

「サキ、仕事終わったの?」

二人の元に、お酒を持って
戻ってきた百枝。

「飲むでしょう?」

百枝から、カクテルで青く
染まるグラスを受け取る、咲

「ありがとう

 仕事なら途中で放棄して来た
 遅くなってごめん」

「締め切り、いいの?」

「いいの、いいの
  
 毎日、部屋に缶詰状態
 たまには息抜きしなきゃ」

「作家さんも大変だね

 この前の本、読んだよ
 アンタ、やっぱりすごい
 才能あるわ」

「何言ってるの

 三冊目にして、やっと
 認められたんだよ・・・」