わたしにとってボクシングと言えば「あしたのジョー」なのである。

一人の不良少年がボクシングに生きる希望を見出して成長していくドラマは、掛け値なしで感情移入出来る作品だった。

ここ近年、ボクシングは、昭和の頃に比べて面白味が無くなった様な気がしてならない。その大きな要因に、階級分けが細かすぎて、全く同じ体格、身体能力の者が闘う事によってKOで勝負が付く事が少なくなってしまった事に起因しているのではないだろうかと思う。

判定勝ちも勝ちでは有るが、ボクシングと言う競技の性質上、如何なものかと考えてしまう処が有る。まぁ、殴り倒せば良いと言う物でも無い事も分かるが…

色々と書いたが、ボクシングが嫌いなわけではないので念の為。

これからも白熱した試合を節に希望するものである。

それでは最後になりますが、この作品を最後まで読んで頂いて、誠にありがとう御座いました。もし、お気に行って頂けましたら、又、お会いしましょう。



平成23年5月9日 神夏美樹