次の日、先輩はマドンナと別れた 直接聞いたわけじゃないけど、相手はあのマドンナ 噂が広まるのは早かった 「これで莉可も心置きなく告白できるね!」 「智ちゃん、もういいんだ。私は遠くから先輩の幸せを祈ってるだけで、それだけで幸せなの」 「本当にそれでいいの?これは莉可の問題だから、私がとやかく言える立場じゃないけど…」 「いいの!私がそう決めたの!後悔はしない!!」 .