先輩から逃げる日がしばらく続いていた時、靴箱の中から見覚えのある字で書かれた紙が入っていた


昼休み、資料室へ向かう


そこにいたのはやはり先輩の彼女、柊先輩だった


「何かご用でしょうか…?」


「あなた、私の本当の怖さ知らないようね?」


「え?」


「川野雄太…」


川野…雄太…


はっ!!


「どうしてその名前!?」