さて!!先輩振り向かせるにはやっぱ積極的にいくしかないでしょ!!


そう思い立った私は、毎日のように校門で先輩を待ち伏せした


ちょっと迷惑そうな先輩


でも、そんなことじゃ私はへこたれない


いつの間にか先輩も、私が待ち伏せしていることに慣れてきたようだった


でも先輩から話し掛けてくることは未だにない


頑張って話し掛けても返ってくるのは「あぁ」とか「うん」ばっかり


もっと話してくれてもいいのに!!


いや、贅沢言っちゃいけないよね…


こうして隣を歩いていることが夢みたいなんだもん


でもこの幸せが崩される日はもう間近に迫っていた



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