ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜

すぐに風呂場でシャワーを浴びた。


髪を乾かしている間、台所で母さんとオレの弁当を作る果夜を見て安心した。


大丈夫、今日もちゃんと姉と弟だ。


着替えて朝メシを食い終わると、すぐに玄関のチャイムが鳴った。


女装アイドルのゴング。


「はーい」


母さんが柏木さんと話し込んでる間に、リュックに果夜から受け取った弁当を詰めた。


「今日も頑張ってね?」


「しっかり“アオイちゃん”してくるよ」


笑い合って家を出たけどちゃんと笑えてた…かな…。


だって、オレ、まだ果夜を抱いたぬくもりが消えねぇ。


あったかくて、やわらかくて、壊れそうで。


果夜があんなに細いなんて、思ってもみなくて。


正直、怖かった。