ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜

こんなにも果夜を追い詰め苦しませたのは。


オレ、だったんだ…。


もしもオレが弟として果夜と姉弟ゲンカでもやっていれば、こんな想いをさせずに済んだのかもしれない。


取り返しのつかない“もしも”と過去。


「果夜」


「…っ…っ…」


「果夜はどうしたい?何が欲しい?」


「全部…。全部なの…。捨てられたあたしがこんなに欲張っちゃいけないのはわかってる。でもね、蒼斗が欲しいの。お母さんも欲しいの。3人の生活が欲しいの…。どうしたらいいの?あたしは何を諦めたらいいの?」


「果夜…」


背後で静かにカーテンの引く音がして振り返ると。


そこには。


母さんとオヤジがいた。