こんなにも果夜を追い詰め苦しませたのは。
オレ、だったんだ…。
もしもオレが弟として果夜と姉弟ゲンカでもやっていれば、こんな想いをさせずに済んだのかもしれない。
取り返しのつかない“もしも”と過去。
「果夜」
「…っ…っ…」
「果夜はどうしたい?何が欲しい?」
「全部…。全部なの…。捨てられたあたしがこんなに欲張っちゃいけないのはわかってる。でもね、蒼斗が欲しいの。お母さんも欲しいの。3人の生活が欲しいの…。どうしたらいいの?あたしは何を諦めたらいいの?」
「果夜…」
背後で静かにカーテンの引く音がして振り返ると。
そこには。
母さんとオヤジがいた。
オレ、だったんだ…。
もしもオレが弟として果夜と姉弟ゲンカでもやっていれば、こんな想いをさせずに済んだのかもしれない。
取り返しのつかない“もしも”と過去。
「果夜」
「…っ…っ…」
「果夜はどうしたい?何が欲しい?」
「全部…。全部なの…。捨てられたあたしがこんなに欲張っちゃいけないのはわかってる。でもね、蒼斗が欲しいの。お母さんも欲しいの。3人の生活が欲しいの…。どうしたらいいの?あたしは何を諦めたらいいの?」
「果夜…」
背後で静かにカーテンの引く音がして振り返ると。
そこには。
母さんとオヤジがいた。


