ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜

「あのね、蒼斗?」


「なに?」


「辛いの。もう苦しいの。全部、吐き出しても、いい?」


「あぁ、いいよ。言ってごらん?」


「あたしね…。あたし、蒼斗と同じだったの…」


「何が?」


「あたし…蒼斗の事が…好き、なの」


果夜が…?


オレを?


「でも、怖くて口に出せなかった。仲直りのキスしてくれた時も、ハワイで一つになった時も。だって、もしお母さんに知れたら、あたしは…あたしはまたいらない子になっちゃう…」


「果夜…」


「邪魔な子、いらない子になるのが怖かった。お母さんにまで捨てられたら、あたし、生きていけない。一人ぼっちになっちゃうの…」


「果夜は1人じゃない。オレも母さんも果夜を愛してるさ」


「あたし、蒼斗に愛されて嬉しかった。私を必要としてくれる蒼斗、愛してくれる蒼斗。ねぇ、蒼斗?」


「ん?」


「今でもあたしが…好き?」


「あぁ、好きさ。大好きさ」


「それが聞けただけで十分。あたし…あたしお父さんの所に行かなきゃ、ね…」


「行くな。それは違う」


「だって…!だって…。…っ…っ…」