「日下部さん」
「あ、先生」
「お姉さんの様子は、どうですか?」
「まだ眠ったままです」
「そうですか。詳しい事はお母さんに話しましたが、当分の間は誰かの監視が必要です。精神錯乱や自傷行為を防ぐためにも、ご家族協力してお姉さんを見守ってください。不安要素がなくなれば、次第に元のお姉さんに戻りますよ」
「はい」
「目が覚めたらナースコールを押してください。今の彼女に必要な薬を処方しますから」
「ありがとうございます」
進んでいく時計が早いのか、遅いのか、そんな事すらわからなくなっていた。
それでも月と太陽は移動を繰り返す。
果夜がうっすらと目を開けたのは、朝の6時だった。
「あ、先生」
「お姉さんの様子は、どうですか?」
「まだ眠ったままです」
「そうですか。詳しい事はお母さんに話しましたが、当分の間は誰かの監視が必要です。精神錯乱や自傷行為を防ぐためにも、ご家族協力してお姉さんを見守ってください。不安要素がなくなれば、次第に元のお姉さんに戻りますよ」
「はい」
「目が覚めたらナースコールを押してください。今の彼女に必要な薬を処方しますから」
「ありがとうございます」
進んでいく時計が早いのか、遅いのか、そんな事すらわからなくなっていた。
それでも月と太陽は移動を繰り返す。
果夜がうっすらと目を開けたのは、朝の6時だった。


