オレの果夜への想いなんて。


母さんの母親としての果夜へ注ぐ愛に比べたら。


小さいモノ。


果夜がここにいられるなら、母さんの娘としていられるのなら。


オレは。


果夜を諦めるさ。


だって、そうだろ?


いらない子だなんて悲しい事、もう二度と言わせない。


それが。


今、果夜にしてやれる事、守る事。


元の笑顔に戻れるのなら。


オレは弟になるよ。