───カチャ
小さく
「ただいま」
と言い家へ入ると、まだ寝ているはずの果夜が茶の間にいた。
「蒼斗、おかえり」
オレは何も言葉を返せなくて部屋に入ろうとすると、
「連絡なかったから…。どこにいたの…?」
「…姉ちゃんには関係ねーだろ」
思わず突き放してしまう。
本当は一晩寝ずにオレの帰りを待っててくれた果夜を、抱き締めたくて仕方ないのに。
「そうだよ、ね…。あたしには関係ない、か…」
「オレ、仕事までちょっと寝るから」
「うん…」
俯き呟きながら果夜も部屋へ入って行った。
オレはベッドに入ったけど眠れなくて。
胸が痛すぎて。
すぐ隣の部屋にいる果夜がとても遠くて。
もう姉としても近づけなくなった果夜を想い、ただただ布団の中で無駄に時間を潰した。
母さんが起きてきた頃合いを見て、オレが部屋から出ると、果夜はまだ眠っているのか、仕事の時間でオレが家を出るまで姿を現さなかった。
小さく
「ただいま」
と言い家へ入ると、まだ寝ているはずの果夜が茶の間にいた。
「蒼斗、おかえり」
オレは何も言葉を返せなくて部屋に入ろうとすると、
「連絡なかったから…。どこにいたの…?」
「…姉ちゃんには関係ねーだろ」
思わず突き放してしまう。
本当は一晩寝ずにオレの帰りを待っててくれた果夜を、抱き締めたくて仕方ないのに。
「そうだよ、ね…。あたしには関係ない、か…」
「オレ、仕事までちょっと寝るから」
「うん…」
俯き呟きながら果夜も部屋へ入って行った。
オレはベッドに入ったけど眠れなくて。
胸が痛すぎて。
すぐ隣の部屋にいる果夜がとても遠くて。
もう姉としても近づけなくなった果夜を想い、ただただ布団の中で無駄に時間を潰した。
母さんが起きてきた頃合いを見て、オレが部屋から出ると、果夜はまだ眠っているのか、仕事の時間でオレが家を出るまで姿を現さなかった。


