どのくらい抱き合っていただろう。
「もう…平気…」
と、果夜はオレの手を静かにほどいた。
「変、だよね?弟にカノジョができたぐらいで、あたし…」
「だから違うって。告られて断りのダメ押ししてただけ。メンバー以上の関係を持つつもりはないって、キッパリ断った。それだけ」
「うん…。そっか…」
「アリエルに確かめる?」
「ううん。蒼斗の言葉だけで十分。信じてるから、もう大丈夫」
果夜はなんとか笑おうと表情を作るけれど、オレにはわかる。
無理してる。
「何が足りない?」
「ううん、何も」
「ウソ言うな。顔に出てんぞ?」
「えっ?あたし、そんな顔してる?」
「うん。言えよ、何が欲しい?」
「えっと…じゃあ…。…仲直り」
「仲直り?」
「ううんっ!やっぱりいい、忘れて!もう平…気…」
「もう…平気…」
と、果夜はオレの手を静かにほどいた。
「変、だよね?弟にカノジョができたぐらいで、あたし…」
「だから違うって。告られて断りのダメ押ししてただけ。メンバー以上の関係を持つつもりはないって、キッパリ断った。それだけ」
「うん…。そっか…」
「アリエルに確かめる?」
「ううん。蒼斗の言葉だけで十分。信じてるから、もう大丈夫」
果夜はなんとか笑おうと表情を作るけれど、オレにはわかる。
無理してる。
「何が足りない?」
「ううん、何も」
「ウソ言うな。顔に出てんぞ?」
「えっ?あたし、そんな顔してる?」
「うん。言えよ、何が欲しい?」
「えっと…じゃあ…。…仲直り」
「仲直り?」
「ううんっ!やっぱりいい、忘れて!もう平…気…」


