ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜

「あお…と…」


「仲直りは、こうするんだろ?」


「…っ…っ…!」


わんわんと子供のように泣きじゃくる果夜。


どうしてオレを突き放すのか。


どうして嫌いなんて言うのか。


どうしてオレの腕の中で泣くのか。


わからない。


わからないけど。


素直に感情をあらわにする果夜が愛おしい。


愛おしく狂おしく、切なく。


あぁ、果夜。


オレはもう止まんねーよ。


ブレーキが効かねーんだ。


なぁ、果夜。


もっと触れたい、もっとキスしたい。


こんなにも弟である事を疎ましく思った事ってねーよ。


もう弟をやめてもいいか?


今すぐにでも、それが許されるのであれば。


オレは。


オレ、は…。


果夜をまるごと愛したい。


でも、そうできずにいる臆病なオレは。


こうして、ただ、果夜をこの手で抱き締める事しかできないんだ。