「そろそろ学校行こうか?」
「そうだな」
果夜は繋いだ手をそのままに立ち上がり、2人で並んで学校へ向かった。
いつまで許されるのだろうか。
姉と弟の手繋ぎ歩き。
オレは譲れるだろうか。
こんなにも想いを寄せている姉に、いつかできるであろうカレシに。
この小さく温かい手を。
手放せるだろうか…。
「到着!ちょうど午後からの授業、間に合うね?」
「うん」
静かにほどかれた果夜の体温はやっぱりオレのもので。
まだ。
誰のモノでもなくオレのもので。
でも、それはいつまでだろう。
今日の放課後には、他の男のモノになってしまうかもしれない。
だから。
「なぁ、果夜?」
「なぁに?」
「カレシなんて作んなよ」
「うん…」
精一杯の想いを込めて言い、校門をくぐった。
「そうだな」
果夜は繋いだ手をそのままに立ち上がり、2人で並んで学校へ向かった。
いつまで許されるのだろうか。
姉と弟の手繋ぎ歩き。
オレは譲れるだろうか。
こんなにも想いを寄せている姉に、いつかできるであろうカレシに。
この小さく温かい手を。
手放せるだろうか…。
「到着!ちょうど午後からの授業、間に合うね?」
「うん」
静かにほどかれた果夜の体温はやっぱりオレのもので。
まだ。
誰のモノでもなくオレのもので。
でも、それはいつまでだろう。
今日の放課後には、他の男のモノになってしまうかもしれない。
だから。
「なぁ、果夜?」
「なぁに?」
「カレシなんて作んなよ」
「うん…」
精一杯の想いを込めて言い、校門をくぐった。


