「ねっ?知ってるでしょ?」
「ん…?」
「花の名前」
「あ、あぁ…。花の名前な」
「蒼斗?」
「ん?」
「好き?」
「…え?」
「お・は・な。好き?」
「うん。好き」
伝わる事のない果夜への想いを込めて言った。
好き、と。
「果夜が好きだよ」と、もっと届くよう大きな声で言う代わりに、繋いだ手に力を込めた。
「ん…?」
「花の名前」
「あ、あぁ…。花の名前な」
「蒼斗?」
「ん?」
「好き?」
「…え?」
「お・は・な。好き?」
「うん。好き」
伝わる事のない果夜への想いを込めて言った。
好き、と。
「果夜が好きだよ」と、もっと届くよう大きな声で言う代わりに、繋いだ手に力を込めた。


