ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜

こういう時、果夜は何を思うんだろう。


カノジョも見つけられない姉ちゃん離れしない弟、って。


そんな程度だろうか。


オレを見て。


オレと同じ窮屈な想いなんて…しねーよ、な。


「ねぇ、お弁当、食べよっか?」


「あ、オレ、お茶買ってくる」


「あたしも行くぅ」


自販機でお茶を買い、さっきまで座っていたベンチに戻ると、仲の良さそうな老夫婦が座っていた。


「どこで食べよっか?」


「あそこは?見晴らし良さそ」


公園内にある小高く盛られた山を指差した。


「うんっ!」


ゆるやかな小さい山の上。


2人で地べたに座り、真上に昇った太陽と、上昇してきた気温を感じながら弁当を食う。