ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜

制服に着替えて弁当を持ち、家を出た。


まだ通勤や通学に行く人もまばらで、陽射しの暖かい朝。


今日も暑くなりそうだ。


てか、オレがもうすでに熱い。


果夜が一緒だと、どうしたってこの気持ちを抑えきれない。


2人で並んでノロノロと15分程歩くと、この辺にしちゃわりと広い公園に出た。


ちょっとしたアスレチックがあり、青々と茂る芝生、鳥の集まる小さな池。


「んーっ!蒼斗の言う通り、こんな日に授業受けてたんじゃ、もったいないね?」


「だろ?オレもなんか、こういう時間久しぶり」


「そうだね?蒼斗はアオイちゃんだから」


この辞表を出すまではな、と言いかけて、やめた。


果夜に余計な心配をかけたくない。