「まぁ、オレもバカじゃない、事務所がダメージ受けたら、今となっては売れなくなった元子役、蒔多も真っ先にリストラだ。社長にも恩義がある、バラすつもりはない」
何だよ…。
何を要求するつもりだ…?
「ハハッ!心配するなよ、金をせびる程落ちぶれてもいないさ。ただ1つ、頼みたい事があってねー」
ヘタに口を割らない方が身のためだ。
オレはだんまりを決め込んだ。
「おっと、しゃべらない?まぁ、賢明な判断かもな。いい、オレが話を進める。頼みはこれっきり1つ、後はせいぜいファンのために偽アイドルやってりゃいい。いいか?オレはもう一度返り咲きたい。元子役じゃなく、本格派俳優として、だ。そのためには世間にオレを思い出させるネタが必要だ。こっちの世界で言うスクープだよ、スクープ」
短くなったタバコを見て舌打ちし、新たにもう1本火をつけた。
暗がりに蒔多のいやらしい目が光る。
何だよ…。
何を要求するつもりだ…?
「ハハッ!心配するなよ、金をせびる程落ちぶれてもいないさ。ただ1つ、頼みたい事があってねー」
ヘタに口を割らない方が身のためだ。
オレはだんまりを決め込んだ。
「おっと、しゃべらない?まぁ、賢明な判断かもな。いい、オレが話を進める。頼みはこれっきり1つ、後はせいぜいファンのために偽アイドルやってりゃいい。いいか?オレはもう一度返り咲きたい。元子役じゃなく、本格派俳優として、だ。そのためには世間にオレを思い出させるネタが必要だ。こっちの世界で言うスクープだよ、スクープ」
短くなったタバコを見て舌打ちし、新たにもう1本火をつけた。
暗がりに蒔多のいやらしい目が光る。


