「隠すなよ。オレ、知ってんだぜ?」
どうする…。
どうする?オレ?
この場をどうやって抜け出そうか…。
いつかは、と、考えた事はあった。
オレが男で、女装アイドルをしてる事がバレたら、と。
でも漠然とした“タラレバ”の話で、過剰な程自信満々の柏木さんに乗って、具体的な対策案は講じてこなかった。
どうする…。
「え…。蒔多先ぱーい?冗談ですかぁ?」
アハハと、ひきつった顔を見せる以外、手は浮かばない。
こうなったらとことんとぼけ通すしか、ない。
「オレが?冗談に見える?」
「アハッ!だってぇ、あり得ないじゃないですかぁー。新人アイドルが実は男!!だなんて。アタシ、用があるんで、これで失礼しても…?」
「バレたら」
「?」
「バレたら、どうなるかなー?《チェリー》だけじゃなく、事務所もバッシングされて、お前も家族も行き場なくなるぜ?」
「………」
家族…果夜…。
どうする…。
どうする?オレ?
この場をどうやって抜け出そうか…。
いつかは、と、考えた事はあった。
オレが男で、女装アイドルをしてる事がバレたら、と。
でも漠然とした“タラレバ”の話で、過剰な程自信満々の柏木さんに乗って、具体的な対策案は講じてこなかった。
どうする…。
「え…。蒔多先ぱーい?冗談ですかぁ?」
アハハと、ひきつった顔を見せる以外、手は浮かばない。
こうなったらとことんとぼけ通すしか、ない。
「オレが?冗談に見える?」
「アハッ!だってぇ、あり得ないじゃないですかぁー。新人アイドルが実は男!!だなんて。アタシ、用があるんで、これで失礼しても…?」
「バレたら」
「?」
「バレたら、どうなるかなー?《チェリー》だけじゃなく、事務所もバッシングされて、お前も家族も行き場なくなるぜ?」
「………」
家族…果夜…。


