ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜

「今日一番のお・た・の・し・み♪」


ニャンニャン♪な笑顔が指したのは。


───ラブホ街!?!?!?


「じゃ、それぞれお楽しみネ」


「ゆ、佑季!!お楽しみって、オレらどーすんだよ!?」


「は?」


「は?じゃねーよッ!!佑季と樹はお楽しみかもしんねーけど、オレらは!?」


「だ・か・ら、それぞれ♪」


「バカか!オイ、果夜、帰るぞっ」


「う、うんっ!」


果夜の手を引き、このムダにきらびやかなラブホ街を出ようとすると。


「ちょっと待った!」


すかさず佑季が立ちはだかった。


「アオイちゃ~ん。わかってるでしょ?《チェリー》、アリエルの告白」


うっ…。


確かにバレちゃマズイ、オレの弱味。


「出た所でマスコミのシャッターなんて、洒落にもなんない。CDデビューは来週水曜、わかってるでしょ?キッチリ2時間後ホテルのロビーで待ち合わせて4人で出れば、ちょっと風変わりな4名様で済むのっ。ホラ、こんな所でグズグズしてる方が目立つってば!入るよっ!」