ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜

「ね、今日すごく楽しかった♪また4人で遊べる?」


「何言ってるのぉ、果夜ちゃん。夜はまだまだこれから!」


佑季はまだ遊ぶ気満々で、樹もまんざらじゃなさそうに相槌を打った。


これから、って。


もう9:00じゃん。


「そう?じゃ、まだ遊べるんならお母さんに電話入れとかなきゃ」


ケータイを持ち店を出る果夜を追って、一緒に母さんへの電話をいれた。


「明日も学校だから、あまり遅くならないようにね」


と、忠告を聞いて店内に戻ると、佑季と樹はもうすでにレジ。


「つき合わせちゃったお礼。おごらせろよな?」


樹に支払いを頼むかたちとなり、4人仲良く店を出た。


「なぁ、佑季。まだどっか行くつもりかよ?」


「ウフフ…。これからがメインイベント♪」


オレと果夜は「「?」」


佑季と樹は、颯爽とある目的地に向かって歩き続ける。


で。


辿り着いた先で、オレは、始めて事務所で女装アイドルを宣言されて以来の衝撃を受ける。


佑季が言っていた


「スタミナつけなきゃ!」


の、意味が。


ここに来て。


…ようやくわかった。