ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜

街のあちこちで見かける普通のカップルなんかより、オレが果夜を想う気持ちの方がきっと大きく確かなものに違いないと自負している。


誰が負けるかよ。


幼い頃から心の奥底深く深く。


ホクロの数、親知らずを抜いた年、シャープペンを回すクセ。


何でも何でも。


果夜自身すら気づかずにいるクセだって、一緒に生活しているから、家族だから、好き、だから。


オレは知ってるんだ。


こんな風に。


普通のカップルのように何も気にする事なくデートができたら。


いつも願うが、神様がこの願いを聞き入れてくれる事は、ない。


それとも明日になれば。


目の前で笑う果夜はオレのカノジョで。


───なんて。


夢見たところでやっぱり夢だ。


現実は姉と弟、いつになったって変わる事はない。