ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜

一気に頭に血がのぼり、母さんを押しのけるとオレは女装を脱ぎ捨て熱いシャワーを浴びた。


いたる所をがむしゃらに洗う。


洗ったはずなのに爽快感は、ゼロ。


むしろヌタヌタと虫が這うような気持ち悪ささえ感じる。


髪も乾かさずベッドに潜り込み、眠れないまま、またうっとおしい雨の朝を迎えた。


6時。


7時。


果夜とお揃いの腕時計が虚しく時を刻む。


「ただいまー」


玄関で果夜の声が聞こえたが、ベッドから出る気になれなかった。


味わった事のない焦りと緊張、寝不足のおかげで頭がガンガンする。