ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜

「オレの姉ちゃんだよ。日下部 果夜」


「へぇ…」


アリエルは目を丸くして、マジマジと果夜を見て態度を豹変させた。


「アオイのお姉様?ごめんなさいね、とんだとばっちりよね?わたくし、蝶野 アリエル、アオイとは仲良くさせてもらってますわ」


一変してニコニコと果夜に握手を求めた。


果夜もおずおずと手を差し出す。


何なんだ?

果夜とのメンバーチェンジなんて言われて急に焦ったか?


いやいや。


アリエルがそんな事でビビるかよ。


「お近づきになれて良かったわ。アオイとはもっと仲良くなれそうなの。そうだわ、取材が終わったら、3人でディナーなんてどうかしら?わたくしとアオイと果夜さんで。ご招待するわ。すぐに予約取るわね、いかが?」


アリエルは上機嫌でオレと果夜の意見も聞かずにケータイを取り出し、登録してあるレストランにさっさと予約を入れてしまった。


まったく…。


育ちのいいお嬢様の考えてる事って、わかんね…。