怒り狂うあまりに無言で荒い運転をする柏木さんとは正反対に、悪びれた様子のないアリエルはよくしゃべる。
「もう。アオイったら適当にごまかしてくれれば良かったのに」
「あのなー、筋違いな八つ当たりやめろよな。少しは反省しろよ」
「フン。ちょっと遅れたぐらいでみなさん殺気立っちゃって。あーあ、つまんない」
「ったく…。CDデビュー目前にたるんでんじゃねーの?」
「だってー、毎日忙しいわりに、まだテレビにも出られないし。わたくし飽きてきちゃったわ」
佑季もほとほと呆れた様子で、黙って車窓を流れる都会の景色を眺めていた。
出た出た。
お嬢様のワガママ。
今日までなんとかなだめすかしたりしてアリエルの勝手につき合ってきたが、とうとう限界らしい。
「もう。アオイったら適当にごまかしてくれれば良かったのに」
「あのなー、筋違いな八つ当たりやめろよな。少しは反省しろよ」
「フン。ちょっと遅れたぐらいでみなさん殺気立っちゃって。あーあ、つまんない」
「ったく…。CDデビュー目前にたるんでんじゃねーの?」
「だってー、毎日忙しいわりに、まだテレビにも出られないし。わたくし飽きてきちゃったわ」
佑季もほとほと呆れた様子で、黙って車窓を流れる都会の景色を眺めていた。
出た出た。
お嬢様のワガママ。
今日までなんとかなだめすかしたりしてアリエルの勝手につき合ってきたが、とうとう限界らしい。


