小さく呟いた果夜の顔は、長い髪におおわれ、表情が読めない。
果夜なりに戸惑っているのだろう。
だよ、な。
初めて来た仕事の現場がこんな修羅場じゃ、困惑するのも当然だ。
「オレも初めてだし、こんな雰囲気もたまたまだって。後は柏木さんとアリエルの問題だ、気にすんなよ?」
「…うん」
「あ、出てきた。ホラ、急ぐぞっ!」
衣装に着替えて出てきたアリエルに、相変わらず焦りの色はない。
オレは黒沢さんのメイクボックスと、中川さんから着替えの衣装を受け取り持ってやると、急いで柏木さんの待つ車へ飛び乗った。
「全員、シートベルトッ!!」
───ブウォン!!
一気にふかされたエンジンは大きな音を立てて、都内某スタジオへオレ達を運ぶ。
果夜なりに戸惑っているのだろう。
だよ、な。
初めて来た仕事の現場がこんな修羅場じゃ、困惑するのも当然だ。
「オレも初めてだし、こんな雰囲気もたまたまだって。後は柏木さんとアリエルの問題だ、気にすんなよ?」
「…うん」
「あ、出てきた。ホラ、急ぐぞっ!」
衣装に着替えて出てきたアリエルに、相変わらず焦りの色はない。
オレは黒沢さんのメイクボックスと、中川さんから着替えの衣装を受け取り持ってやると、急いで柏木さんの待つ車へ飛び乗った。
「全員、シートベルトッ!!」
───ブウォン!!
一気にふかされたエンジンは大きな音を立てて、都内某スタジオへオレ達を運ぶ。


