…………あぁ、やっぱり僕は透明な存在なのか。 彼女が見ていたのは僕じゃない。 僕の奥にいた人間だった。 ……………………何故だ。 何故、僕は、透明なんだ。 なんだこれは。 痛い、冷たい、苦しい。 針が、氷が、糸が、 僕を縛る。 やめてくれ。 痛いじゃないか、冷たいじゃないか、苦しいじゃないか。 彼女の笑顔が、更に僕を縛る。