ラストイニング・延長戦

「なあ、すぎ…。バッテリー組んだ仲だろ?」

「もっと…さ、分かち合わない?一人で悲しむなよ。」

そんな谷村に、清水と田賀谷が続いた。

「そっか…そういう事ね…。」

俯いた杉山のもとに、深田から金魚鉢が届いた。


「清水…線香花火を2本持って来て…。そして、長持ちしそうな奴を清水が持って、もう1本はこっちに…。」

杉山は清水を見上げた。