「ちょ、ちょいちょい。
そこは、井上 きょーへーくん
とゆー人の席で・・」


ひーなちゃんの焦ったような
声がして、あたしは


隣を見た。 ・・あ、


なんか黒髪さん(仮)がイノくんの
席に座りよった。


「どちらさんか知りませんがねー。
そこは井上・・ むぐっ」


「うわぁぁ、梅ちゃんに何して
くれてんのー」