「…で、あんた何者だ。」


土方が一息ついてから喋る。(というか質問)



「…人間ですけど。」



「知っとるわ馬鹿。そういう意味じゃない。異人かと聞いている。」


「偉人?」


「漢字が違う!外国の者かと聞いている!」



土方がいい加減にしてくれ、となげく。

馬鹿ですいませんでした!


多分、栗色の髪の毛のことを言っているのだろう。しかしながら、生まれつきなので仕方ない。



「異人って人じゃないですよ?純日本人です。髪の色で外国人かって聞かれたの初めてです。」