世界が終わる前に



そのまま彼に半強制的に腕を引っ張られ、されるがままに繁華街の人波をぐんぐん歩いた。


彼に掴まれた私の腕の一部分だけが、ドクドクと焼けるように熱くなったのは、やっぱりこの暑さの所為なんだろう――。