横を見遣れば、暗がりでも隣に座る黒斗くんの綺麗な横顔が鮮明に見えた。 胸の前で気怠そうに組まれた黒斗くんの両腕にさえ、ときめいて仕方なかった。 そんなふうに、せっかくの初デートなのにも関わらず、私は隣に座る黒斗くんばかりに気を取られてしまって。 正直プラネタリウムの内容は全く覚えていなかったのは黒斗くんには……もちろん内緒だ。