なぜだかわかんないけど、自分で修也に話を振ったくせに



仲良いことを否定されて少し心が痛んだような気がした。



って、そんなわけないよ!!こんなの錯覚なんだから!



あんな奴ミジンコほども好きじゃないんだから!



『そういえば、今日の朝の話まだ聞いてなかったよね?なんだったの?』



「覇瑠あんたまだ聞いてなかったの?」



『だって席替えでそんな余裕なかったんだもん』



「ただ忘れてただけだろ、バカだから」



『なんですって!?バカって言ったほうがバカなんだよーだ』



「はいはい小学生レベルの喧嘩はやめて;」



小学生って・・・;



「朝の話は3週間後にある文化祭の話よ」



『文化祭?もうそんな時期かぁー』



「それでね?うちのクラスの出し物は劇をするらしくて・・・明日はその配役を決めるんだってさ」