「橘さーん、お粥おいとくね?」





「…」



返事は無かった


私は帰ろうとしたとき


「沙羅ちゃん…?」




「?」




振り返ってみると
橘さんがこっちを見てる


「あ、もう私帰りますねっ。お粥食べて薬飲んで寝てくださいっ」



「…行かないでってゆったら困る?」




「え?」




「…もうちょっと一緒にいたい」




「……わかりました」




私はベッドの横にちょこんと座り橘さんの頭を撫でた




「…沙羅ちゃん落ち着く」



「ばか////」



「ふっwww」











橘さんがちょっと笑って手をクイクイとした
私は呼ばれたと思い耳を近づけると


「おでこ」


と言われて

おでこを近づけると



ちゅっ




「なっ//////」




「ありがとね」



「ばか…/////」