次の日の第2演劇部
「演劇フロンティアアジアカップを知ってるか?今度あの藤林杏香達の方の演劇部が出ることになった。」
あ、それ雷夏姉ちゃまから昨日聞いた話だ。
「それでだ」
「私達第2演劇部から先生込みで数人演劇チームに入れたいって打診があった。ですよね?」
「さすが銭形。情報早いな。それでだ、誰を入れるかについてだが、指名があったから言ってくからな。」







「まず三好三羽琉」
まずミハルちゃんか。
「部長火波歌音、風車利奈、根津八咲緒、あとは俺とレモンだな。」
「あれ~、ルイルイ呼ばれなかったね。呼ばれると思ったんだけど。」
「あ、私昨日雷夏姉ちゃまからメンバーの一員に選ばれてたの。」
「そうなの?じゃあ何で先生も行くの?」
「実はだな」
「顧問の愛菜姉ちゃまその日ICPOの就任式があるから代りに羽乳先生に顧問とかを依頼したの。」
「だから銭形、俺のセリフを取るなっての(泣)」
って言われてもついつい言っちゃうんだからどうしようもない。
「それでだ、呼ばれたみんなーは明後日から合同練習だそうだ。俺はサボるがな!」
やっぱり








どきどき
「合同練習か。何やるんだろうね?」
「泪佳ちゃん知ってる?」
「いや聞かされてないから知らないけど、初日ってことでまずは打ち合わせってとこじゃないかな?」
テキトーに言ったけどたぶんそれだよね?



「おっ、来たね?JKズ。」
「お姉ちゃま、今日は何やんの?」
「ま、初日ってことで打ち合わせってとこだよね杏香?」
「イグザクトリィでございます(笑)」
「だって。あ、それとキャスティングやスタッフ決めもやるからね。」
あ、当たった。
「それと明日からは台本読みとかスタッフ打ち合わせやるよー。じゃ、打ち合わせ、やるよ~ん。」







「まず演劇だけど3種類用意しないといけないんだけど、そこは雷泪シスターに任せていいかな?」
「任しとき!」「OK!」
「んで、演出は虎丸と雷夏ね。」
「オーラーイ。」「よしきた!」
「ほんで、音楽系だ・・・」
ガッシャァァァァァァァン
なっ何事!?
「FUAAAAAAAAAA(フゥアアアアアアアアアア)演劇部、ブッ壊ス・・・!」
「兄様!?」