新学期



んむむむむむ・・・
「およっ、どーしたん部長?」
?あぁ智風ちゃんか。
「いやね、演劇部にこんな招待状が来たんだけど受けようかどうしようかって考えてたの。」
サパッ
「・・・!こっこれって・・・。」
そ、アジアの20歳以下の劇団のアジア1を決める演劇フロンティアアジアカップ、そこに出るかどうかについて今激しく悩む・・・。
「んじゃ杏香に相談したらどうよ?」
ん~、やっぱキョンちゃんに相談っきゃないのかな?
「ん?あたしに相談?保証人になって以外なら引き受けるよ~。」
いや保証人のことじゃあないし。
「あ、あのね、演劇フロンティアアジアカップのことなんだけど。」
「あぁ、あれね。出るってもう送ったけど。」
なっ!?早っ!てゆーか出ることになってたんだ・・・いやそうじゃあなくて!
「なんでキョンちゃんが!?」
「ふっふっふっ・・・それはだね・・・演劇部宛のメールは私のとこにも来るように設定してあるからよ!もち彼女にお願いしてさ!」
バァン
あぁっ!ハローキティ、じゃあなくて雷夏ちゃん!てゆーか出ることにしたのね(笑)
「でもさでもさ、何で出るって決めちゃったの?」
「何でって決まってるじゃん!だってアジアⅠになれるんだよ?チャンスがあるなら挑戦しなきゃあ!」
だ、だよね・・・。
「んで雷夏、台本の方はどう?」
「焦るな。もうじきだ。じきにイカした台本の扉は開く!・・・なんてね!」
銭形ちゃんの台本書くペーススゴいな。
「そうそう雷夏、泪佳達も誘う?」
「え?泪佳達を!?何でまた・・・ああ、そーゆーことか。わかった!」
泪佳ちゃん達?何でJKを?参加要項は・・・21歳までの演劇経験者なら誰でも出れる・・・か。だから誘うんだね!うん。前に第2演劇部の演劇を見たけど、やっぱり第2演劇部から数人入れて演劇フロンティアアジアカップに挑むのがいいのかもね。