「ヒャッハァーッ!ちょろい仕事だったぁ~っ!おーいはぁるえぇ~っ!帰るぞ!」
「え?えっ?また知らぬ間に・・・。また記憶飛んでた?」
「んなこたぁいいから帰るぞ!帰ってあの方の次の指示を受けるんだよ!」
「待ちな!帰る必要はないよ!」
ザッ
「う、憂子さん!麻里映さん!」
「お、お疲れ様です!」
「で、でも何で指示を受ける必要がないんですか?」
「ここを集合場所として演劇部の化神使いを掃討せよ。それがあの方の指示だ。」
カツーン
「由莉も来やがったか。」
「しかし由莉、アンタが遅れるとか珍しいこともあるんだな。」
「いやぁ、敵が予想以上に多くて時間かかっちゃいまして。」
「相手は化神使いじゃあないザコなんだろ?なのにてこずるとかお前化神ないと弱いんだなぁ」
「フッ-化神使いでない者に化神出して闘い勝ってもつまらないから化神は使わないだけ。単に相手を倒すことしか考えない、闘いにポリシーや流儀を持たぬ者、つまりお前にはわかるまいがな。」
「あぁ!?」
「やめな由莉友夜、今は仲間同士いがみ合ってる場合じゃあないだろうが!」
「まっ麻里映さん!」
「だが、麻未が1番遅いがな。」
「おっくれちゃいましたぁ~っ♪」
「遅れたは遅れたがちゃんと来ただけマシってことで、演劇部化神使い掃討に行こうか!で、敦実、演劇部の化神使いは?」
「藤林杏香、城戸弥宵、銭形雷夏をはじめとした約半数。」
「ほぉ~っ、その3人のうち2人は倒したし、友夜が3人片付けたから少しは楽かもね。」
「憂子さんのユウコ、麻里映さんのサドがあれば演劇部の化神使いなんてちょろいんじゃあないです?」
「友夜ぉ、藤林杏香は強いよ。麻里映のサドと闘ってなかったら勝てる可能性はもっと低かった。」
「憂子さんをそこまでてこずらせるなんて・・・、敦実とみなみ以外の化神使いにそんな使い手がいたなんて・・・。」
「しかし弥宵っての化神は厄介だから早目に潰せて良かったわ。」









涼萌ちゃん達待ってないかな?とにかく急がなきゃ!
とててててて・・・あっ!
「よぉ演劇部、そんなに慌ててどこ行くのぉ~?お仲間ならここだよん」