僕達はリサイクルショップを出て、
マンガ喫茶に向かった。
僕は、実はと言うとマンガ喫茶に行った事ない。
またまた初体験だ。
こっちに来てから
僕は初体験をいっぱいしてる。
僕の初体験は君にいっぱいあげた。
君からも初めてを
貰った。
お互い様だね。
マンガ喫茶に着き、
二人部屋を選び
入って行った。
店内は静けさが
ただより室内灯も
薄暗かった。
部屋に入ると誰にも周りからは
見られない状態になって
いた。
落ち着く場所だ。
僕達はホテルに
チェックインする時間までここにいる事にした。
部屋は本当に二人分しかなく君と密着しなければ座れない程だ。
でも君の体温をずっと側で感じていられる。
僕達は密着しながら
ネットを始めた。
ネットでゲームしたり、
動画を見ていた。
検索する為に君がタイピングをする。
上手い。
カタカタと音がなるたびに
打ち込まれる文字。
速くて正確だった。
僕はますます君の魅力に
引き込まれていった。
ブラックホールのように
吸い込まれそうになる。
君の事をもっと知りたくなった。
しかしもう時間が来てしまった。
僕は明日ゆっくり聞く事にした。
さて、そろそろご飯の時間だ。僕は何故だか
お肉が食べたくなり、
焼肉屋に行く事にした。
大の仲良しになった
タクシーの運転手さんに来てもらった。
辺りはすっかり真っ暗だ。僕がこっちに来てから、
もう二日目だ。
もうすっかりこっちには慣れ、こっちに住みたくなった。
本当いいとこだと
思った。
空気がうまいし、
海も見える。
物価も安いし、
みんな親切だ。
そして何より
君がいる。
これが何よりもこっちに住みたい理由だ。
しかし僕にそんな余裕はなく、
将来実現する事を胸に誓い、胸の引き出しにしまった。そんな考え事をしていたら焼肉屋に着いた。
さて、お腹いっぱい食べて元気つけようかな。