柊二の履歴が残る携帯をベッドに投げ、私はベッドにうつ伏せた。 柊二は大学時代のサークルの先輩。 外資系のIT企業に勤める言わばエリートだ。 時々わがままを言う私も、大きな器で受け止めてくれる。 ムカツクくらいに優しい人。 だから、最大のわがままだった留学も、なんだかんだ言ってたものの、最後には「楽しんでおいで。」と優しく見送ってくれた。 そんな柊二を 私は愛してる 愛してたんだ・・・