「ありがとう。」 口から自然とでた言葉。 「嬉しいよ、ありがとう」 ちらっとこっちをみた ゆうとのほっぺたはピンク色。 「甘いもの好き? 急に聞かれて 「へ!?」という声がでたけど 「好きだよ」と言った。 「あ。なんかゴミついてる。」 ゆうとの手が顔に近づいたから 反射的に目をとじた。