青い招待状

「ドラゴン警部、ドラゴン警部、ドラゴン警部!」

パペリーノが、ユシャがさりげなく紙コップに入れてくれた苺の味噌汁を、そっと、脇に寄せる。

「聞いてください。パペリーノのショートコント『手紙パート2』」



「ちょっ、ちょちょーい! またそれかよ!」



『ヤギくん、ヤギくん』

『どうしたの、ブタくん』

『ヤギくんは紙の早食いが得意だって聞いたんだけど、本当かい?』

『もちろんだよ。ビーフストロガノフがかかった紙でも、ハッシュドビーフがかかった紙でも、ヤギカレーでも、なんだって食べれるさ!』



「ヤギカレー関係ねえだろ!」



『じゃあ手紙を今から5分以内に食べることは出来る?』

『もちろんだよ。その手紙はどこにあるんだい?』

『5分後に届くよ』

『………………それは無理だね』

『パペットマペット』



「……………………」



「……………………」



「……………………」



「……………………あ、5月1日の午後3時って、あと5分しかない!」



「そうです、ドラゴン警部! パペリーノはそれが言いたかったんです!」



「じゃあさっと言えや!」