青い招待状

「な、なんだこの恐ろしく簡単な予告状は」

「たぬき」というキーワードを信じて、「た」を抜いて読むと、

5月1日午後3時白身公園の北東南西のどこかでネジ姫と結婚

になる。

「neji姫って、怪盗レッカの恋人みたいな存在だよな。もしかして、結婚式の招待状なのか?」



「チッ」

印鑑付きパン刑事……否、敏腕スケバン刑事のあっきーが、ユシャがさりげなく紙コップに入れてくれたタバスコを一気に飲み干す。

「人生ゲーム、次はドラゴン警部の番ですよ」



「ちょっ、ちょちょーい! なんでゲームに夢中になってんの!? てか、タバスコ一気飲みして反応なし!?」



「チッ」

練炭入りパン刑事……否、敏腕スケバン刑事のあっきーが、少しだけ口をさする。

「大丈夫です、私、ドMなんで」



「そういう問題!?」



「チッ、それにそんな招待状だか予告状だか得体の知れないものは、探偵団に任せておけばいいじゃないですか。向こうには優秀な人材が揃ってますし」



 たしかに、人材不足の僕たちとは違い、メンバーが充実している。

リーダーである、ポッコラ監督。高速回転ニャンニャン。現役JK探偵ソンピーナ。

戦業主婦きゃぽー。迷探偵ミュウミュウ。焼肉看板娘ジウチン。そして、迷々探偵アオチュリーナ。

中には足を引っ張っていると思われる迷々探偵がいないこともないが、そもそも人数からして、うちを圧倒している。

わざわざ僕たちが頑張らなくても、探偵団なら、きっと暗号を解読してくれることだろう。