…凛が寝ている間…
【美香の話し!】
・ 凛様が寝ているので、私は凛様の部屋を出た。
「ハァ…。」
「美香?」
「司さん。」
「どうした?美香…。」
「司さん。今、私達は仕事中なんです。司さんは、私に構わず仕事して下さい!!」
「しかし…。」
「司さん。竜也様の所に行かなくていいんですか?」
『いや!大丈夫だ!!』
と私達の後ろから声がきこえて振り向くと…
「竜也様!!」
竜也(たつや)様とは、凛様の4つ歳上のお兄様である。
竜也様には、奥さんと2歳の娘さんがいる。それに、花咲グループの御曹司である。それと、私の夫が専属執事をしている方だ。
「美香…。司に話してくれ!!」
「えっ しかし…。」
「いいから。してやってくれ。このままだと、司は仕事にならん。美香の事が心配でな…。」
「へっ///。」
「竜也様!!(°□°;)」
「美香、話してやれよ!!」
と言い竜也様は部屋にもどられた。
「司さん。話すわ‥。
実は凛様たら、ご主人様の話しを聞かずに寝てしまわれたの…。」
「そうか…。なら、ご主人様に凛様の事謝ってきた方がいいぞ!」
「うん!!ありがとう司さん。」
私は司さんと廊下で別れ、ご主人様に会いにいった。