「航輝、ありがと♪」
「いーえ。じゃあ俺、行くわ」
「うん、ばいばい!!」
航輝とは手を離し、手を振って別れた
あ、別れたって付き合って別れるって意味じゃなくて
普通にまた明日的な感じで...
智城が気になって、来た道を引き返す
「...」
智城は、いまだに突っ立ってる
邪魔じゃん、アレ...
何してんの?アイツは
何がしたいんですか、あの人は
「ねえ、君?」
急に腰に手を回される
「ッ!?」
誰、コイツ
「俺と遊ばん?俺、いいとこ知ってんだわ♪」
「結構ですので」
手を振り払う
「いいから来いや」
ちょっ!?
無理矢理連れて行かれそうになる

