「うぇっ…ほんとは仲良くしたいのにっ…
友達、ひとりもできないし…」

「大丈夫だ。少なくとも俺はもう友達だ」
「…えっ」

涙が溜まった大きな瞳で。
春は俺を見上げた。

上目遣いやべぇ…
不覚にもドキドキしてしまった。