私の質問に、ハチは目を大きくした。
でもすぐに目をそらしてしまった
「・・・み、土産!渡そうと思って…
でも、お前となかなか会えないしって思って・・・。」
また机の引き出しをあけ、小さい袋を取り出した。
「はい。大事にしろよ?」
「・・・ありがとう。」
受け取りながら私はまたハチを見つめた。
「ん?まだ、なんかある?」
「・・・なんで、会いに来なかったん?
中学の卒業式から…なんで?」
それを聞くと、ハチはすぐに視線をそらした。
「…。」
黙り込むハチに私は答えを求めた
「ハチ!」
ハチはまた写真をみて言った。
「別に…俺らは・・・わざわざ会うような仲じゃないやん。」
「え?」
「・・・そんなに俺に会いたかった?」
視線をそらし続けたのに、その言葉のときだけは私を見てきた。
「・・・・べ、別に…そんな、思ってないよ。」

