「誰って・・・そんなの誰でもいいやん。」

「誰って聞いてんの!…その後ろにいる子は・・・。」

やっぱり…ハチのお母さんだ。


私はハチの背中をトントンと叩いた。
ハチは振り返って不思議な顔で私をみた。


私はその顔をみて少し笑いハチの横に立った。

「まぁ!!」
私の姿をみて、おばさんは顔色を変えて驚いた。
「お久しぶりです」

「瑠奈ちゃん?久しぶりだねー!」

懐かしそうに私をみるおばさんを見てハチは面倒そうに言った。


「ルナだったら問題ないやろ?もー、外寒いねんから・・・。」

そう言って、靴を脱ぎ早々と階段をのぼって行った。

途中振り返り、玄関に立ちすくむ私の姿を見て言う。



「こんの?」

「・・・あぁ、ごめん!行くいく。」

靴を脱いで階段を昇ろうとしたらおばさんが私の手を引っ張った。